方針・基本的な考え方

メタルワングループは、事業活動が自然資本および生物多様性に依存していると同時に、サプライチェーンを通じてこれらに影響を与え得ることを認識しています。

メタルワングループは、直接的な操業における生物多様性への影響は限定的であると考えていますが、鉄鉱石等の資源開発や海上輸送を含むサプライチェーン全体においては、生態系に対して一定の影響を及ぼしている可能性があると認識しています。

このような認識のもと、メタルワングループは生物多様性の保全および自然資本の持続可能な利用を重要な経営課題の一つと位置づけ、国際的な枠組みやガイドラインを踏まえながら、サプライチェーンを含む事業活動全体における影響と依存関係の把握に取り組んでいきます。

取り組み

メタルワングループでは、生物多様性保全への理解を深めるとともに、具体的な行動につなげる取り組みとして、役職員向けに環境ボランティアへの参加機会を提供しており、森林や水辺、都市の緑地など多様な自然環境において、生態系の保全や生物の生息環境の維持・改善に資する取り組みを進めています。

2024年度からは、森林整備を目的とした新たな取り組みとして、東京都農林水産振興財団が推進する「花粉の少ない森づくり」活動へ参画し、東京都日の出町の森林(約0.7ヘクタール)を「企業の森・メタルワン成長の森(日の出)」と名付け、10年間にわたり継続的な整備活動を開始しています。2024年5月には、役職員およびその家族が参加する植樹活動を実施し、苗木の植え付けを通じて、森林の健全な育成と生態系の保全に取り組みました。

また、2025年11月には、東京都江戸川区の葛西海浜公園において清掃活動を実施しました。同公園は、東京湾に残された貴重な干潟・湿地を有し、ラムサール条約登録湿地にも指定されている自然環境保全上重要なエリアです。活動当日は、役職員およびその家族が参加し、海岸に打ち上げられたごみや漂着物の回収を行うことで、水鳥をはじめとする多様な生物の生息環境の保全に寄与しました。
さらに、大阪支社においても同月、中之島周辺の遊歩道で清掃活動を実施し、グループ会社を含む多くの社員が参加しました。都市部における身近な自然環境の保全を通じて、地域社会と連携した生物多様性保全の取り組みを進めています。

これらの活動は、森林整備や地域の清掃活動などを通じて、生態系の健全性維持や自然環境の再生に貢献するとともに、役職員一人ひとりが自然とのつながりを実感し、自らの業務と生物多様性との関係を考える契機となっています。今後もメタルワングループは、こうした現場での体験を通じて役職員の意識向上を図るとともに、生物多様性保全に資する取り組みを継続的に推進していきます。

環境ボランティア活動1 環境ボランティア活動1
「企業の森・メタルワン成長の森(日の出)」において、苗木の植樹活動を実施
環境ボランティア活動2 環境ボランティア活動2
葛西海浜公園では、水辺の生態系保全に向け、清掃活動を実施
環境ボランティア活動3 環境ボランティア活動3
大阪支社では中之島遊歩道で清掃活動を実施