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Value One Autumn 2010 No.30より |
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Coilplus Inc.
米国の地場密着型サービスセンター
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四半世紀で全米9工場を展開 |
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Coilplusは1984年にアラバマを1号店として福栄鋼材より技術援助を受け創業しました。当時、日本から米国への鋼材輸出が減少し、商社としてのトレーディングビジネスが縮小していくと予想される中、日系ミルや日系顧客のみに過度に依存しない米国市場における地場密着型サービスセンター網の構築を目標に掲げ、以後、四半世紀に渡りビジネスを拡張してきました。現在では米国に9工場・総勢400名強の社員を抱え、取扱量100万トンへの拡大を目指しています。
事業内容は主に薄板の加工と在庫販売取引で、自動車、建設、家電、空調機、鋼製家具と対面業界は多岐に渡っています。また、日系トランスプラントのほか、大手OEMに複数拠点が協業してサービスするナショナルアカウントやローカルの中小手顧客などに販売する伝統的な地場取引を含め、バランスよいカスタマーポートフォリオの維持・拡大を図っています。
創業以来、各拠点は独立企業として経営されてきましたが、大手OEM対応、ミル戦略、生産性向上、リスクマネジメントなどの観点から協業のニーズが高まり、2009年に全社が統合されました。各拠点の企業家精神のもたらすエネルギーを維持しつつも、全体としてのチームワークによりシナジーを追求し、また、五十鈴グループによる生産性向上の技術支援のもと、米国におけるベストサービスセンターを目指しています。 |
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| 米国には9つの工場があり、社員数は総勢400名 |
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| Coilplus-Ohioのコイルヤード |
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ビジネスチャンスも期待される米国薄板市場 |
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| 米国薄板市場は、2004−2007年の平均レベルで年間約7,000万トン(内サービスセンターによる販売が約半分の3,500万トン)の販売量がありましたが、経済危機により2009年は半減しました。しかし、今後は経済の緩やかな回復に伴い鋼板需要も徐々に回復してくると予測されています。とくに米国南部は、フォルクス・ワーゲンのテネシー工場新設による地域鋼材需要の増加やティッセンクルップ、セベスタール・コロンバス、ニューコアの新ミル建設・増設によってサプライチェーンが変化することからビジネスチャンスが見込まれており、当社としてどのように取り込んでいくかが大きな課題であり、同時に大きなチャンスであると考えています。 |
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短い夏が美しいシカゴ |
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Coilplusの本社のあるシカゴでは、冬になると気温は零下10度ほどまで下がる日が続き、街も雪景色となります。加えて、Windy Cityと呼ばれるように、風が強く吹き付けるためさらに寒く感じるのです。それでもこの寒さには慣れますが、長い冬には辛さを覚えます。
一方、長い冬を終え初夏がやってくると、とくにミシガン湖沿いなどとても美しい景色となります。ダウンタウンは平日週末問わず毎日とても賑やかになり、ジャズやブルースなど音楽のイベントも毎日のように行われています。シカゴは都会ですが、人や街はとても洗練され、そしてとてもフレンドリーです。
シカゴ名物は、シカゴピザでそのボリューム感が有名ですが、その他にもアメリカではお馴染みのホットドッグから高級ステーキなど食のバラエティは豊富です。 |
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| 夏には野外イベントが開催されるシカゴ・グラント・パーク |
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| ミシガン湖沿いのジョギングコース |
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野生動物にも出会えるサンアントニオ |
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私が5年ほど勤務していたCoilplus-Texasのあるサンアントニオは、雨が少なく1年のうち300日が晴天という気候で、夏の間は朝から晩まで毎日40度を越す、文字通り灼熱の地です。少し郊外に出ると、アルマジロやコヨーテ、アライグマ、スカンク、サソリなどの野生動物が生息しており、散歩中に遭遇することも! CPTの工場の敷地内にもよく鹿が歩きまわり、従業員がサソリに刺されるハプニングも起きました(テキサスのサソリは毒が弱いので大事には至らず)。
“Everything is big in Texas”と言われていますが、家やお店、スーパーなど何もかも大きいことに驚かされます。人柄も温厚で、とてもゆったりと生活している様子がうかがえます。 |
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