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Value One Summer 2011 No.33より |
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Siam Hi-Tech Steel Center Co.,Ltd. (タイ)
自動車バリューチェーンを担うコイルセンター
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加工量50万トンを達成 |
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Siam Hi-Tech Steel Center Co.,Ltd.(略称 STC)は、バンコクの南東約60km、市内から車で約1時間の所に位置するアマタナコン工業団地の中にあります。この団地内には、日系を中心とした自動車部品メーカー、電機メーカーなどが約600社集積しているタイ最大の工業団地で、団地内には工場ばかりではなく、商業施設やゴルフの欧州・アジアの対抗戦であるロイヤル・トロフィーの開催されたアマタ・スプリング・カントリークラブもある、大変整備された工業団地です。
STCは、1992年6月にインドネシアのSCI(P.T. Steel Center Indonesia)に続き、豊田通商との合弁会社としては2番目に設立されたコイルセンターです。客先としては、タイの自動車マーケットシェアの1、2位を占めるトヨタ自動車、いすゞ自動車の部品メーカー向けをメインに家電メーカー向け等約200社に材料を供給しています。
大型レベラー、ミニレベラー、シャーリング、スリッター設備を有し、大板から小板、スリット製品と様々な加工製品を供給しており、2010年度は年間加工量50 万トンを達成致しました。 |
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| 工場内にあるレベラー・ライン |
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| 社屋の外観 |
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製販一体化で自動車業界と対面 |
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| STCは、メタルワンの自動車バリューチェーンの一角を担っています。MSAT(MC Metal Service Asia (Thailand) Co., Ltd.)が商社・ブランク加工機能を持ち、DMET(DIA Modern Engineering (Thailand) Co., Ltd.) が大型プレスを行い、STCが部品メーカー向けスリット材や板材の供給を行うことで、製販一体化した形で自動車業界と対面しています。現在は、一時的に日本の震災による電子部品などの不足により生産が落ちていますが、タイの自動車生産はアジアでの需要増加、日本車の自動車輸出基地化でまだまだ伸びる計画です。また、今後、新日鉄、JFEの溶融亜鉛メッキ鋼板製造ラインがタイに建設される予定であることから、その重要性とともに仕事の流れも東南アジアへシフトしていくのではないかと思っています。 |
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様々な宗教背景をもつ微笑みの国 |
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タイと言えば、「微笑みの国」と言われるようにみんなが笑顔で明るくやさしいとの印象があるのではないでしょうか。
タイ民族は、もともと中国から漢民族に押される形で南下してきた民族が現在の地に根付いたとされていますが、歴史的には第一次、第二次世界大戦時に侵略を受けていない東南アジア唯一の国です。それ以前は、ビルマ(現ミャンマー)、クメール(現カンボジア)等との争いが絶えず、文化的にも仏教、イスラム教やヒンズー教など様々な宗教、文化の影響も受けていました。
タイ国内には様々な寺院がありますが、寺院に行くとそのようなタイの宗教的な歴史を見ることができます。仏教寺院として建てられているものでも、時代によりイスラム教、ヒンズー教の影響を受けた寺院やビルマ様式の寺院などが残っています。 |
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| エメラルド仏が安置されるワット・プラケーオ |
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異文化に寛容で柔軟なタイ |
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タイのことを嫌いという人にあまり出会ったことがありませんが、タイは他民族や他文化に対して寛容なところがあり、どの国の人にとっても居心地がいい国です。一方でいつの間にか異文化を吸収し、それをタイ化させてしまう、そんな国ではないかと思っています。タイ人の微笑みの裏には、人を和ませるとともに、いつの間にかタイに引きつける何か魔法のようなものがあるのかもしれません。
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