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Value One Spring 2011 No.32より |
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Nifast Hungary Kft
自動車用ファスナーのディストリビューター
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スズキ向けに500アイテム以上を供給 |
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| Nifast Hungary Kft.は、2004年に設立され、従業員数は日本人駐在員2名を含め計24名です。スズキのハンガリー工場(マジャールスズキ社)へボルト・ナットなどのファスナー類を中心とした小物部品を供給しています。スズキの工場から車で数分のところに倉庫と事務所を構えており、500アイテム以上の品物を使用量に応じて、ジャストインタイムでデリバリーしています。スズキから毎週送られてくる各アイテムの使用予定数量情報に基づき、適切なタイミングで適切な数量を各サプライヤーに発注し、納期管理、輸入手続、受入検査、在庫管理、通い箱でのデリバリーまでを一貫して行っています。品物の大半は日本からの輸入であり、日本側では、メタルワン鉄鋼製品販売が各メーカーからの品物の取りまとめと輸出業務を行っています。また、マジャールスズキ社以外にも、ハンガリー国内及び周辺国の自動車部品メーカー約40社に対してファスナー類を供給しています。2009年度の売上は約21億円でした。 |
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| Nifast Hungaryの倉庫 |
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北米事業の信頼を受け継ぐ |
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Nifast 事業は、1980年代後半に北米でスタートしており、当社の業務も、Nifast Canada が20年以上前から、当時スズキとGeneral Motorsの合弁工場であったCAMI Automotiveで使用されるファスナー類の取扱いを任されてきたことがベースになっています。長年にわたり北米事業で築いてきた顧客の信頼と、多品種の製品を効率よく管理するノウハウ、システムが当社の強みと言えます。ファスナー類は、1個1円にも満たない品物も多いのですが、ねじ1本足りなくても自動車の生産ラインがストップしてしまいますので、社員一同常に緊張感を持って仕事に取り組んでいます。
2004年の設立以来、2008年までは、毎年マジャールスズキ社の生産増に比例して、売り上げを伸ばして来ましたが、2009年は経済危機の影響で3割程売上が落ち込み、未だ回復には至っておりません。それを補うべく、自動車部品メーカー向けを中心に拡販に努めています。
自動車用ファスナー類に関しては、日系顧客の間でも、今後はMade in Japanにこだわらず世界最適調達を求める声がますます強くなるものと思われます。Nifastが北米(アメリカ、カナダ、メキシコ)、アジア(中国、インド)そして欧州と文字通りグローバルに事業を展開し、世界各地のメーカーと取引関係があることは、大きな強みであると思われます。
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ハンガリーの古都エステルゴム |
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| Nifast Hungary のあるエステルゴム市は、首都ブダペストの北西約40kmのところに位置しており、ドナウ川を挟んでスロバキアに接する国境の町です。市内の橋を渡れば、スロバキアに入ってしまいますが、現在ではパスポートのチェックもなく、全く自由に行き来できます。エステルゴム市の近くまで来ると、ドナウ川沿いの丘の上に建つ荘厳な大聖堂の姿に圧倒されます。ここは、ハンガリー・カトリック教会の総本山であり、西暦1000年頃にハンガリー王国の初代国王イシュトヴァーン1世が戴冠式を行なった場所でもあることから、ハンガリー人にとっては歴史と信仰の町なのです。ちょうど日本人にとっての京都や奈良のような趣きのある町だと思います。 |
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エステルゴムの夕暮れ。
橋を渡ればスロバキア |
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| ドナウ川のスロバキア側から見たエステルゴム大聖堂 |
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ハンガリーの温泉 |
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ヨーロッパの地図の中でハンガリーを見るとそれほど北にあるように思えませんが、緯度的には北海道よりも北でサハリンの南端辺りです。真冬には、昼間でも気温が氷点下の日が多く、夕方4時には真っ暗になってしまいます。寒い冬に、日本人にとってありがたいのは、ハンガリーに温泉がたくさんあることです。もっとも大半の温泉は、日本人にとっては少しぬる過ぎるのですが、ブダペスト市内のエリザベート橋の近くにあるルダシュ温泉には42℃のお湯を張った浴槽があり、十分温まることができます。ここは、オスマントルコ支配時代の名残を感じさせるドームに覆われた石造りの浴室になっていて、旅行で来られた方も一見の価値ありです。
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