グローバル事業部
グローバル事業部
世界中のモノづくりの
サプライチェーンに貢献
グローバル事業部は3つのビジネスユニット（BU）で構成され、
海外の自動車・電機業界向けに鋼板加工を手がけるコイルセンター事業を中心に、
世界中のモノづくりのサプライチェーンに貢献しています。
また、カーボンニュートラルの高まりを受けて
普及が加速するEV（電気自動車）への対応にも注力し、
変化する次世代の自動車ビジネスに備えています。
海外の自動車・電機産業向けに現地で鋼板加工を手がけるコイルセンター事業を中米、アジア、中国、インドなどで展開しており、その事業規模は日本商社でトップレベルを誇ります。とくに自動車用鋼板では、高い品質やジャスト・イン・タイムのデリバリーなど高い要求レベルに応えることで、日本企業の強みであるモノづくりを素材・部品から支え、地域のサプライチェーンの構築に貢献しています。 取扱製品 熱延鋼板、冷延鋼板、表面処理鋼板など
Coilplus Arabama工場外観
鋼板国際BUは主に北中米と南米で展開しているコイルセンター事業をマネジメントしています。米国・カナダ・メキシコで展開するコイルセンターのCoilplusは約40年の歴史を持ち、全9工場で年間約100万トンを取り扱うなど北米でも有数の歴史とスケールを誇ります。ブラジルでは南米最大の鉄鋼メーカー・ウジミナスと協業するSolutions Usiminasが現地の様々な鋼板加工ニーズに応えています。また、イタリアでは送電網に欠かせない変圧器用「コア」を製造するLAGORに参画しています。 取扱製品 熱延鋼板、冷延鋼板、表面処理鋼板など
カーボンニュートラルの高まりを受けて成長が期待されるEV（電気自動車）市場や電力需要の拡大に対応するため、変圧器やモーター向けの電磁鋼板の取り扱いで培ったノウハウ・知見を融合し、鉄鋼総合商社として付加価値の高い機能・サービスを提供しています。また、コイルセンターの機械設備を製造するグループ会社の協和製作所を通じ、次世代のスマートファクトリー構想の実現に向けた先駆的な試みにも取り組んでいます。 取扱製品 電磁鋼板など
PICKUP
欧州送電網に欠かせない
変圧器用「コア」を製造する
伊・LAGOR
2024年7月、メタルワンはイタリアで欧州送電網に欠かせない変圧器用「コア」を製造するLAGORに出資・参画しました。同社は50年超にわたり、変圧器用部品の「コア」を、欧州域内の変圧器メーカー向けを中心に製造・販売しています。同社の高い品質と技術力とメタルワンが持つグローバルなネットワークを掛け合わせることで、成長が期待される変圧器用コアの需要に応えるとともに、持続可能な社会に向けた世界の脱炭素化に貢献してまいります。